これだけは知っておきたい!小論文をオンラインで学ぶときのよくある疑問を集めてみました

基本的なオンライン小論文教室の授業内容
オンラインの小論文教室における授業内容は、主に論文・資料を題材にした実践的なものが多いです。
一例を見てみると講師が資料を読んで、その後に文の内容の解説を行います。
読み込みたい部分や、文章の狙いなどを掘り下げていくステージです。
次に参加している生徒が、テーマに対しての小論文を書いていきます。
講習や教室、またそのコースなどでも変わりますが60分ほど時間を取って行うケースが多いです。
参加している生徒は3〜5人までという教室もあり、それぞれが文章を書き終えたらお互いの論文を読みます。
そして講師がチェックして、添削した文章を受け取るという流れです。
全体として、2時間から2時間半の授業時間で講座を実施していると考えるとイメージしやすいでしょう。
動画配信系や、通話タイプのアプリケーションを使って行われます。
教室により異なりますが、文章作成能力の向上を目指した基礎クラスや帰国子女を対象としたクラス、試験や入試対策を主な目的としたクラスといったように目的・目標によってクラス分けが行われていることが多いです。
良質の小論文を作成するためのポイントとは何か
文章の執筆は個人の能力が関係する部分も当然に存在しますが、継続して制作していれば上達する分野でもあります。
これは事実をそのまま書けばいい場合はその上達が反映されやすくなっていますが、創作を入れたり読み手に感銘を与えたりする場合には、継続して文章を書いていても認められないケースは少なくありません。
小論文は事実だけを形式的に書けばいいというものではなく、見る側に見ていて強い興味を持たれるような作り方をしなければ、質のいい内容になっているとは言えないでしょう。
論文は一つのテーマを決定し、そこに対して独自の見解や解釈を入れると共に、事実と合わせてバランスのいい内容にする必要があります。
論文は基本的に専門家に見てもらってその内容を認めてもらわなければならず、それが小論文になると文字数に制限が発生してしまうので、短い中でも事実と書き手の見解を組み込んで仕上げることがポイントになります。
小論文が失敗してしまうのはどちらか一方に偏ってしまって論文の形式が成立していないからであり、苦手な場合には書いた作品を第三者に見てもらい、その意見を率直に聞き入れて訂正するようにしてください。